2019年02月18日

Bitwigのプラグインクラッシュプロテクトが進化

Bitwigのプラグインクラッシュプロテクトが進化して新しいモードが追加されより柔軟な設定が出来るようになりました。


DAWが落ちる原因はほとんどがプラグインらしいですが、BitwigはDAW本体とプラグインホストが分離されているため、プラグインのクラッシュでDAW本体が落ちたり操作が出来なくなる事は殆どありません。
問題の起きたプラグイン1つだけが停止して他は正常に動き続けますので、そのプラグインを立ち上げなおしたり念のためセーブするなり作業を続けられます。

いわゆるプラグイン別のサンドボックス化です。
自分はプラグインを大量に使うのでプラグイン管理の容易さとこの堅牢性の高さを重要視していて、 Bitwigを使い続ける理由の1つでもあります。

しかし高いスタビリティを実現する一方で、複数インスタンスを共有するマルチ表示プラグインでの連携に制限が出ます。
連携させるにはインスタンスの共有が必要で、そうするとサンドボックス化を外すことになります。
それでもDAW本体とプラグインホストが別プロセスなのでプラグイン側が全て落ちてもDAWは無傷でセーブするなりプラグインの一括リロードするなり選べます。

ですが今回のBitwig 2.5 beta7でプラグインクラッシュプロテクトに新モードが加わりました。
・プラグインメーカー単位のプロテクト
・プラグイン製品別のプロテクトモード

Plugin_Sandboxing_Level.JPG

上でいうIndividuallyが今までの完全サンドボックスにあたり、プロジェクト内のプラグインは全て分離されて完全に独立しています。
落ちても影響範囲はそのプラグイン1つ。

By plug-inが新モードその1で例えばプロジェクト内でFabFilter Pro-Q3を5個とPro-MBを5個とPro-C2を5個を使っていたとします。
その中でPro-Q3の中の1つが落ちたら他のPro-Q3も落ちます。しかしPro-MBもPro-C2も無傷。というモード。
サンドボックス化しつつプラグイン製品単位でインスタンスを共有できます。他のPro-Q3と共有表示したり。

By manufacturerがメーカー別です。先ほどの例でいうと同じメーカーのFabFilterのプラグインは一緒に落ちますが、他にWavesやらiZotopeやらSerumやNIとか使っていてもこちらには影響なし、というモード。
サンドボックスとインスタンスの共有範囲がメーカー単位になります。

これはどういう時に使うかというとiZotope製品ですね。
Neutron2 ADVなどで他トラックからVisual Mixerに送ったり、複数の送り用プラグインから本体にまとめて表示するプラグインはこのモードが適しています。

通常の曲作りの時はBy plug-inモードかIndividuallyモードが良いですね。
そのあとミックスでiZotope製品などの「送り用プラグイン」を使う物やプラグインをまたぐ機能がある物を使う場合は、By manufacturerモードに切り替えて使うのが良いんじゃないかなと。

posted by nekokick at 00:55| Comment(0) | Bitwig Studio情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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