2018年03月17日

Bitwigのマルチタッチ環境について

Bitwigはマルチタッチに対して最も積極的なDAWだと思いますが、快適に使うには少しコツが要ります。
その部分について記載していきます。


まず推奨する環境です。

高性能 2in1 PC(デルやHPのCore i5 or i7搭載でスペック高い物)
マウス(Logicool G300sがDAWに向いてておすすめ)
小型オーディオインターフェイス(無くても出来るけどあった方が良い)

推奨環境は以上です。
Bitwigとマルチタッチ2in1の組み合わせでほとんど完結出来ます。
MIDIコンとか無くてもマウスとタッチで快適な環境が得られます。

注意点としてはタブレットではなく2-in-1タイプが最適です。
何故かというとマルチタッチで音楽作るにはマウスとPCの物理キーボードも併用になるからです。
全ての作業をマルチタッチだけでやろうとすると使いづらくなります。
タブレットより2in1の方がスペックもコネクタも拡張性にも優れていて音楽制作に十分な環境を提供してくれるのも大きい。

そしてラディアルリングも使いません。
Display ProfileはタブレットモードではなくSingle Display Largeを使います。
いわゆる標準モード。
Bitwigはタブレットモードでないとタッチが効かない、ということはありません。
どのモードでもマルチタッチは使えます。尚且つ標準モードでもラディアルリングは表示されます。
でも自分は使ってないです。

つまり2in1でマルチタッチ環境を確保しつつ、細かい編集にマウスを使い、PCキーボードはコピペやショートカットやトリガーなどで活用します。
そして演奏はOn Screen Keyboardをマルチタッチで鳴らします。
タッチでのトリガーに対する精度もかなり良く、高速リトリガーしまくれます。
スペース確保的にOn Screenをしまった状態で演奏したい場合は、Shift + CapsでPCキーボードで鳴らすこともできます。


で、外部のVSTの挙動がどうなるかと言いますと。
マルチタッチ対応しているVSTはパラメータもフェーダーもタッチで同時に操作できます。
しかしVSTプラグインはマルチタッチに対応している物が少なく、対応していないVSTのGUI上でドラムをタッチするとモタったりします。
その場合はBitwigのOn Screen Keyboardを経由して演奏すれば解決します。
On ScreenのDrum PadモードでVSTのドラムプラグインを叩けば高速トリガーしても高い精度でキッチリ演奏できます。

Geist2_Pad.JPG


マルチタッチに対応したVSTが少ないということは、ほとんどのソフトシンセ・ドラム・エフェクトはパラメーターを同時に10ポイントタッチ使って操作しようとか思ってもVST側の問題でシングルタッチになります。
しかしRemote Control(旧Device Panel Mappings)で表示しているノブは全てマルチタッチで操作できます。


KVRにVSTのマッピングが大量にあるのでここから落としておけばかなりのプラグインのマッピングが手に入ります。
Device panel sharing thread
https://www.kvraudio.com/forum/viewtopic.php?f=259&t=480998


で、Remote Control のマッピングアサイン画面を開くと表示されている全パラメータがタッチ操作できます。

まずは有名所でSylenth1
Remote_Sylenth.JPG

続いてDune2
Remote_Dune2.JPG

個人の好みでHybrid3
Remote_Hybrid3.JPG


このノブはみんなタッチで同時に操作できるんですが、2in1の利点って自分で使ってみないと分かりづらい部類だと思います。
でもアレンジャでスクロールしたりズームしたりといった基本操作部分でもラクだし、メニューも直接触るだけで済むのはとても快適です。
Clip Launcherで構成練る時もバラけているクリップのトリガーも簡単に同時タッチできます。


ただ、タッチ検出の限界で対象が小さい物に対してはタッチ判定がシビアです。
Windows10の機能で拡大鏡モードを100%スタートで増減を25%刻みに設定してWindowsKeyとプラスキー、マイナスキーを組み合わせて使うのも1つの策です。

こんなのPreDelayの0.x刻みとかタッチするのムリすぎるだろう、、、
Avenger_FX.JPG

とか思っても拡大鏡使って凌げますよ!
Win10_Kakudaikyou.JPG

拡大してるんだけど伝わりづらい画像かな、、、
Win10_Zooming_Shortcut.JPG

自分は割り切って小さいパラメータやテキストはマウスとPCキーボードで操作してます。
例えばVSTをブラウザに載ってるリストからドロップしたりするのはマウスでやってます。

ドラム入力に関して。
On Screenのドラムパッドは現時点では音階の範囲が固定なのですが、VST側のドラムの入力のキー範囲が固定だとタッチで叩いても鳴らせない場合があります。
その場合はBitwigのNote Pitch Shifterである程度解消できます。
これはオクターブ単位や半音単位で動かせるので対象のVSTに合わせておけばタッチで叩いて鳴るようになります。

ドラムプラグインの前に刺すだけ。
Bitwig_PitchShifter.JPG


実際にタッチでコントロールするのはエフェクトが多いかなと思います。
私の愛するAudiority PolarisもRemote Controlから操作できます。
Remote_Polaris.JPG


Filterもタッチコントロールの需要ありそうですね。
Remote_Volcano.JPG


ということでBitwigのマルチタッチ環境の説明でした。
Bitwigとマルチタッチ2in1の利便性の高さが伝われば良いなと。

posted by nekokick at 15:15| Comment(0) | Bitwig Studio情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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