2017年11月23日

Sonarが消滅させられる事に関して考える

ギブソンに買収されたSonarですが開発・販売そのものが打ち切りのようです。
かなりのユーザーベースがあるにもかかわらずこの決定はひど過ぎる。
そしてこれはDAWや音楽制作ソフトという分野に付きまとう「ニッチさ」が根底にあるとするなら全てのDAWユーザーにとっても他人事とは言っていられないです。


大きな会社の傘下に入ることは開発資金的に安定して良い事だと思っていたのですが、マッキーやギブソン見ているとどうも大きな会社の傘下に入るのはリスクが高いなと思い始めています。
CGや動画の世界が持つ規模に比べ音楽ソフトの世界は非常に小さいですが
だからこそ大きな力が働いたときに抵抗できない。

上手くいっているのはAppleに買収されたLogic、ヤマハに買収されたSteinbergのCubaseシリーズがあります。
この2社は現状では上手く行っていますが、(単なる仮定として)もし経営に何かが起こり大きな会社の上層部で何らかのネガティブな決定がされたとします。
そうなったら買収された側の開発者たちは対抗する事は不可能だろうなと想像つきます。
マッキー傘下に入ったが潰されかけたTracktionは、紆余曲折を経てギリギリ独立に戻れたけどこれは運が良かったケース。

アップルもヤマハも母体が大きくコケる事は現時点では無いと思いますが、かといって小規模の会社が大きな会社に買収されるのが良いのかどうかはかなり微妙であるなと。
小規模の開発者数のままコツコツやって十分上手く行ってるところは沢山ありますし。

Sonarも大企業の傘下に入ることを選択せず独立した企業でいたのならここまで酷い事にはならなかったのではないかと残念でなりません。
自分はかなり大量にソフトを買っていますが、DAWでもプラグインでもどこかが大手スポンサーとして登場したときにもう喜べないです。

そして他のDAWも他人事では決してありません。
ハードに凄く注力している会社や大きくても手広すぎる会社はちょっとかじ取り間違えると危険かなと。

そしてBitwigです。
Sonarのライセンスモデルに少し似てますよね。
Sonarのライセンスモデルはユーザーに支持されていないように見えていました。
いくら自分の永続ライセンスになるとはいえ、毎月DAWに金を払うのって面倒だったんじゃないかなと。
かと思えば急にアプデ永久無料を打ち出したり、直近バージョンのX3からのアプデを廃止したりめちゃくちゃだった。

Bitwigの場合はバージョンアップ料金的に一括で払い永続に残るので、通常の購入やアプデと感覚的にそれほど違和感ないです。
ユーザー側も一般的なDAWと同じように「今回はバージョンアップとばすわ」みたいな自由度も確保されている。
そしてBitwigは開発者が独自路線を追求しており、そこに対し現状のBitwigユーザーは面白がっているためある意味安定している(笑)
なのでSonarのような深刻な事態に陥ることは考えづらいですが、音楽制作ソフトの世界全体がいま辛いんだろうなと。


個人が出来る事といえば好きなソフトにしっかり金を落としていくこと。
そうです、つまりブラックフライデーでソフトを買いまくるのは正しい行いです!
だから今週末は全力でぶち込みましょう!!
posted by nekokick at 07:10| Comment(0) | ソフト・機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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