2016年10月09日

Vengeance Avengerについて現時点のまとめ

まずAvengerが何かと言いますと、
音ネタやNexus2へのライブラリ提供で高い評価を受けている Vengeanceがリリースするフラッグシップシンセサイザーで、
複数の音源方式を内蔵したハイブリッド型の現代的なプラグインです。

オープンベータはまだなのですがyoutubeに公式動画が上がってます。
GUIや機能はこれまでのVengeance製品の特長を思い切り盛り込んだ贅沢な造りで、 デモで聴ける音はとても良いです。


まだ情報ないですがVengeance公式はこちら。
http://www.vengeance-sound.com/index.php

オフィシャルなスペックはKVRで詳細に見れます。めちゃ高機能ですね。
https://www.kvraudio.com/forum/viewtopic.php?f=1&t=467127


という事で現時点で確認できた部分を箇条書きにしていきます。


■総合音源的な物ではなくダンスミュージックの為に用意されたプラグイン
■OSCはVirtual Analog、WaveTable、Drum、マルチサンプル、などなどが用意されており自由度が高い
■VAモードの波形はsaw, square, sine, noise, tri etc...
■Wavetableは500種類搭載らしい
■フリーフォームがあるので自分で波形を作れる
■DrumKitは128用意されている
■OSC Transformation parameterカテゴリが豊富で、変調・加工・シンク等々の機能が十分に用意されている
■基本的に各セクションのモジュール同士はルーティングにより直接繋ぐこともシリアルに繋ぐことも出来る

OverView_OSC_WaveTable.JPG


DRUM_Drumkit_Select.JPG


■SuperSaw系の専用機能としてV-Sawが搭載
■OSCごとのSolo Muteが出来るので音作りの際に便利
■Wavetableはプルダウンで直感的に選ぶ事が出来て波形の切り替えは非常に高速
■WavetableはSerumのようにフリーハンドで書ける

OSC_Wavetable_List.JPG


■中央下部の各セクションはEditor、ARP、STEP SQ、Pitch、Mod ENV、のカテゴリの中にそれぞれ8つのTABを追加・削除が可能
■AMP、Filter、Shaper、LFOの各セクションはそれぞれ4つのTABを追加・削除が可能
■TABの切り替えはネットブラウザのように操作性が良い
■モジュレーションはドラッグ&ドロップで分かりやすい
■モジュレーションを組むと右下のMod Matrixに表示され動きも見やすい。SerumのModみたいな感じ
■LFOは20種類から選べて自作も出来る
■MOD ENV内でもTABにより複数のENVを作りルーティングさせられるのは便利そう
■タブをまたいだルーティングも見やすい
■ルーティングは画面中央のROUTEで確認できる

OverView_SEQ.JPG


■フィルターの種類が47と豊富
■サチュレーションも強力
■FFTフィルターが付いていて波形に反映させられる
■操作も手軽でフリーハンドで書くことが可能

FFT_Editor_Bin.JPG


FFT_Editor_Free.JPG


FFT_Editor_Harmonic.JPG


■エフェクトはVengeance FX1とFX2から惜しみなく搭載
■ReverbはArtsAcousticから提供
■Shaperではディストーションを17のタイプから選べる

Shaper_17.JPG


■SEQがARP、DRM、STEP、と内蔵されていて本体だけでフレーズを作ったりドラムをステップで打ちこめる

OSC_Drums_DrumSEQ.JPG

DRUM_DrumSEQ_Select.JPG


SEQ_StepSEQ.JPG


■各SEQは8発ずつ立ち上げられる
■つまり中央にあるモジュール類のまとまったTABはさらにその中に8発TABを持てる
■ARPやSEQ関係はグリッド式なので見やすく配置しやすい作り
■TABで追加すれば複数のARPを走らせることも可能

ARP_Tab.JPG


■AMPセクションでは通常のEnvelope調整だけでなくTransientも操作できる
■AMPのENVはXferみたいにスムーズにカーブを描ける

AMP_Envelope_Popup.JPG


■ミキサーがタイプ別に内蔵されている

Mixer_General.JPG


Mixer_Drums.JPG


■GUIがリサイズ可能
■パラメーターが細かいけどウインドウの右下を引っ張ればサイズを大きくも小さくもできる
■もしくは左上のリサイズから%で指定する事も可能


■音色ブラウザはTAGで管理出来て使いやすそう
■初期プリセットは500以上の予定
■CPU負荷はデモで3OSCで鳴らしている場面で20〜30%の負荷
■PCによっては即死レベルに負荷が高そう



という事でVengeance Avengerについて動画で確認できた部分を箇条書きにしてみました。
エレクトロニックな音楽用のプラグインとしては最高レベルの物が出てくるなという感じはしています。
細かい部分の使い勝手の良さも考えられてるように見えます。

個人的にとても期待しているシンセですが、Phalanxとの棲み分けはどうなりますかね?
PhalanxとMetrumは音の作り方は全然違っていますが結果の音色はとても似ているし、Avengerに搭載されているDrumOSCも似てるんじゃないかなと。
ちなみにPhalanxは次期アップデートでAvengerと同様のSEQを搭載との事です。

価格はあまり高くはしないと発言がありましたが、安くてもPhalanx Premium版(279ドル)ぐらいの値段はするんじゃないかなと。
Vengeanceはイントロセールが最も安い傾向にあるので、そこで200ドル程度で買えれば御の字だと思ってます。
リリース予定は12月のクリスマスあたりにしたいらしい。
ちなみにプロテクトはこれまでのVengence製品と同じくeLicenserでUSBドングルだと思います。
ドングル嫌いな人は要注意ですね。
(いまのところは確定でなく価格もプロテクション方式もリリース日もTBAとなってます)
あとVengeanceのオンラインストアはダウンロードに期限あるので、もしPlugin Boutiqueでもイントロプライスやるならそっちで買うのも検討したい。


最後に、youtubeの公式チャンネルにVengeance Avengerの情報がちょっとずつアップされているのでそのリンクをのせておきます。
現時点でチュートリアル1〜5とプリセットプレビューが上がってますね。
チュートリアルは今後増えていくと思います。

追記:チュートリアル6: MODMATRIX & LFO が追加されました。:追記終わり。

Tutorial Video #1: OSC Section
https://youtu.be/FsFKlfM8pwE

Tutorial Video #2: Resizing the GUI
https://youtu.be/Pf48AIvoMsU

Tutorial Video #3: The FFT Spectrum Filter
https://youtu.be/e9sVDopQO4k

Tutorial Video #4: AMP, FILTER & SHAPER Modules
https://youtu.be/H1CG1QC_EP0

Tutorial Video #5: DRUMS
https://youtu.be/lj5JFsBNH_U

Tutorial Video #6: MODMATRIX & LFO
https://youtu.be/TUCskkUqo4c

Avenger - live demonstration of factory presets long version
https://youtu.be/80jphhPsIyA
posted by nekokick at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフト・機材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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